神戸ジャズフェスティバル

神戸、三宮にある神戸国際会館で『KOBE JAZZ FESTIVAL』がありました。

私は、今年で3回目ですが、2005年から毎年開催されていて今年で14回目だそうです。阪神淡路の地震で全壊したホールを再建して復興したお礼にと開催されていて、これに最初から関わっていたのが、小曽根 実さん。神戸ジャズを語るときになくてはならないビッグダディ。長男が世界的なピアニストである小曽根 真さん。数年前から、二男の啓(ひろし)さんと仲間の人たちでの『小曽根ファミリースペシャル』ということで共演されていました。

実さんの楽しいお喋りや親子の会話。そして、なんといっても演奏が素敵でこの公演を楽しみにしていたのですが、今年の2月15日に実さんが逝去されて今回は『追悼スペシャルコンサート』になりってしまいました。

でも、楽しいのがお好きだったということで実さん曲を演奏して賑やかに歌ったりという構成になっていました。『11PMのテーマ』も演奏されて今更ながら偉大さを実感しました。実さん愛用のオルガンを真さんが演奏して、実さんの写真に語り掛けながら色々な思い出話も聞かせてくださいました。

その中でも、印象的だったのは『(日が経つと)会いたいなぁ~と思います』とおっしゃっていました。

最後は『ラッパラララ神戸』という曲をみんなで歌ってお開きに。切ないけれと素敵な時間でした。